Search Consoleこそ今回の本筋
この 24〜48時間 で最大のSEOトピックは、新たなアルゴリズム変動ではありません。問題になっているのは Google Search Consoleの通知不具合 です。ちょうどGoogleが、以前から続いていたインプレッション集計の不具合を修正しているタイミングと重なり、サイト運営者を動揺させました。Search Engine RoundtableとSearch Engine Journalによると、Googleは一部の確認済みプロパティに対し、インプレッションの収集開始日が 2026年4月12日 だと誤ってメール通知していました。もちろん事実ではなく、GoogleのJohn Muellerは、単なる通知システムの技術的な問題だと説明しています。
重要なのはその前提です。Search Engine Landはすでに 2026年4月3日 の時点で、Googleが 2025年5月13日以降のインプレッションを過大計上していた ログ記録の不具合を修正中だと報じていました。この修正が反映される過程では、クリック数や順位が変わっていなくても、インプレッションだけが減ることがあります。つまり、見た目に大きく落ちていても、それはトラフィック急減ではなく、レポートの正常化かもしれません。
順位はまだ動いているが、激しさはやや後退
検索結果全体の荒れ方は、今月前半ほどではありません。ライブトラッカーでは 本日時点の暫定スコアが4.4/10。各プロバイダーの計測にはばらつきがあるものの、ここしばらく続いた中程度の変動を経て、この1週間は全体として落ち着く方向に向かっています。これはSearch Engine Landが 4月15日 に報じた内容とも整合します。2026年3月 core update では順位の入れ替わりが異例に大きく、展開期間中には 上位3枠の約80% が入れ替わったとされています。
Google Search Centralでは本日、大きな新規ブログ発表は見当たりませんでした。一方、ドキュメント更新ページを見ると、Googleは引き続き技術ガイダンスを静かに見直しており、structured dataやevent markupまわりの記述も調整されています。
対応のポイント
- インプレッション減だけで慌てないこと。 まずはレポート変更なのか、本当にクリックが落ちているのかを切り分けましょう。
- クリック数、上位クエリ、主要ランディングページ を確認してください。インプレッションだけでは判断できません。
- 4月上旬以降に順位が落ちたなら、下がったページと今伸びているページを比較しましょう。ブランドサイト、公式情報、データが充実したページが優勢に見えます。
- 今後数日も要観察です。全体の空気は落ち着きつつありますが、完全に収束したとはまだ言えません。