canonical対応は、SEOの大きな流れを左右します
いちばん新しいSEOの材料は、7月10日金曜の話です。土曜朝に何か大きな変動が起きたわけではありません。Googleは、重複ページや内容がほぼ同じページを修正したあとも、最大2週間は同じcanonical clusterに残すことがあると説明しました。つまり、Googleがページの「正規版」を取り違えていた場合、コンテンツやcanonical tagを直しても、Searchにすぐ反映されないことがあります。Search Engine RoundtableとSearch Engine Landも、実務上のポイントは同じだと伝えています。Googleが再評価している最中は、毎日のようにページをいじらないこと。修正は入れたら、反映まで待つのが基本です。
Search ConsoleはWebサイトの外も見始めています
この48時間でより大きな流れになっているのは、計測の対象が自社サイトの外まで広がっていることです。Googleは7月7日の公式発表で、Search Consoleにplatform propertiesを導入しました。対象はInstagram、TikTok、X、YouTubeです。Google SearchやDiscover経由のクリック数、表示回数、検索クエリ、人気の投稿、トラフィック推移を確認できます。Search Engine Journalが7月10日にまとめた通り、これは小さな機能追加ではありません。これからのSEOは、自社ドメインだけではなく、ユーザーがブランドを見つける場所全体を見ていく必要があります。
SERPの変動: いったん落ち着き気味
今日は順位変動も比較的穏やかです。速報ベースの変動スコアは4.3/10で、まだ集計途中です。確定した推移を見ると、7月5日の6.1から7月10日の4.0まで下がっています。通常の範囲の動きで、慌てるような状況ではありません。いま注目すべきなのは、大規模な順位変動よりも、ドキュメント更新やレポート周りの変化です。
いまやること
- canonicalの問題を修正したなら、結果を判断するまで最大2週間は待ちます。
- ブランドでSNSや動画を活用しているなら、Search Consoleのplatform propertiesを追加します。
- ecommerceを扱っているなら、構造化データの見直しをタスクに入れてください。特に、SEJのまとめで触れられていた商品カテゴリとセール価格のガイダンスは要確認です。