Spam Update Aftermath
いま一番の注目材料は、昨日完了した August 2026 spam update です。実施期間は August 18 to August 21、対象は全言語・全世界でした。Search Engine Roundtable では、トラフィックの大幅減少、Discover や News まわりの不満、一部の回復報告など、コミュニティの反応はまちまちだったと伝えています。一方で Search Engine Journal によると、Google は今回の展開にあわせて新しい spam ポリシーを発表していません。要するに、8月18日以降にトラフィックが大きく動いたなら、すぐに大きな手を打つ前に、まずは8月18日以前の通常値と見比べてください。
SERP Weather
変動率は依然として 4.9/10で通常範囲 ですが、やや上向いています。直近10日間は、7月下旬の荒れた時期を過ぎてから、3.5〜4.9 の範囲で推移し、危険水準には入っていません。今日のスコアはまだ途中集計なので、1つの提供元だけが跳ねていても過剰に反応しないほうが安全です。空模様でいえば、強い嵐ではなく、風が少し残っている程度です。
Publishers Get a Small Lever
パブリッシャーにとって実務上いちばん大きいのは、Google の Preferred Sources ボタンです。Google Search Central は August 20 に関連ドキュメントを更新し、カスタムのインタラクティブボタンの設置方法を案内しました。Search Engine Land によると、新しい導線では、読者がサイトを preferred source に追加したあと、読んでいた元のページへ戻れるようになっています。これは見逃せません。固定読者が、自社メディアを Top Stories や一部の AI 表示面に載りやすくする後押しを、これまでより直接できるようになったからです。
What to Do
- August 18 onward の Search Console を確認しつつ、判断は数日分のデータがそろうまで待つ
- spam ポリシー違反がない限り、ページを手当たり次第に「修正」しない
- パブリッシャーは Preferred Sources ボタンを設置し、固定読者にも利用を案内する
- August 15 and 16 の Crawl Stats 欠損は、サーバーログに実際のクロール異常が出ていない限り、いったん気にしなくてよい