本当に押さえるべきは Crawl Budget です
いまサイト運営者にとって、いちばん実務に直結するのは Google の crawl budget に関する案内です。Search Engine Journal は、Google が更新したガイダンスとして、大規模サイトや更新の多いサイトでは 304 Not Modified をきちんと返せるようにしておくべきだと紹介しています。これは、そのページに変更がないことを Googlebot に伝え、サーバー負荷を抑えるためのものです。さらに Google の crawl budget の説明ページには、クロールの処理枠は複数の crawler 間で共有されると明記されました。つまり、ある Google crawler への負荷が高すぎると、ほかの crawler が動ける余地まで狭まる可能性があります。言い換えると、大規模サイトが重複ページ、古いページ、表示の遅いページで Googlebot の時間を使わせていると、本当に重要なページのクロールが後回しになりかねません。
ランキングの荒れ方は落ち着き気味です
週末のざわつきほど、SERP の空模様は荒れていません。Search Engine Roundtable は、August 1 to August 3 にかけて順位変動の揺れがあったと報じており、コミュニティでは順位の入れ替わりやトラフィックの増減、YouTube が不自然に目立つ検索結果などが話題になっていました。ただ、私たちの tracker ではこの7日間、通常レンジまで落ち着いた状態が続いています。今日の途中経過も 4/10 です。週末の動きは嵐というより、一時的な強風として見ておくのがよさそうです。
AI visibility はさらに上流へ
Search Engine Land の最近の報道は、従来の青いリンク中心の SEO よりも、AI visibility に軸足を移しています。内容は、Gemini 上でのブランド露出の測定、prompt の調査、AI query のレポートなどです。これは、Google が最近展開した Search Console の platform properties とも流れが重なります。これにより、Instagram、TikTok、X、YouTube のコンテンツが、Google Search、Discover、News 全体でどう表示され、どう成果につながっているかを確認できるようになりました。
やること
- 大規模サイトでは、開発チームに 304 responses とキャッシュ設定が正しく構成されているか確認しましょう。
- 重複URL、絞り込みURL、soft-404 のURLを整理しましょう。
- 集客に SNS や動画が効いているなら、Search Console でそれらのチャネルも追いかけましょう。