ビジュアル検索のデータが見られるようになりました
今回いちばん実務に効く変更は、GoogleがSearch Consoleでマルチモーダル検索のレポート提供を始めたことです。かみ砕いて言うと、サイト運営者は、**Google Lens、Circle to Search、画像のアップロード、Chromeの「Search this image」**経由でユーザーに見つけられたケースを確認できるようになりました。Googleによると、これはグローバルで順次展開中で、該当トラフィックがあるサイトでは、検索結果のパフォーマンスと生成AI関連のレポートの両方に表示されます。
Search Engine RoundtableはGoogleの公式発表に先んじてこのフィルターを確認しており、ひとつ重要な注意点も挙げています。こうしたビジュアル検索ではクエリデータが限定的、または取得できない場合があるという点です。入力がテキストではなく画像から始まるケースが多いためです。つまり、方向感をつかむには役立ちますが、完璧なキーワードレポートとしては使えません。
順位変動は落ち着きつつあるが、安心しきれる状況ではありません
検索順位の変動は、9月17日から20日にかけての山を越えて、やや落ち着いてきています。本日時点の部分スコアは4.8/10です。平常範囲で、慌てるような数字ではありません。ただし、Search Engine Roundtableによると、9月23日から24日にかけて新たな変動を感じる声も出ており、Discoverや自然検索で上下が見られたサイトもあります。嵐と決めつける段階ではなく、風向きが不安定なくらいに見ておくのがよさそうです。
AI検索の計測はさらに読み解きづらくなっています
ここ24時間から48時間の流れをひと言でまとめると、GoogleはAIやビジュアル検索まわりの可視性データを増やしている一方で、解釈は難しくなっている、ということです。Search Engine Landは9月23日、1,100人規模の実験でAI Modeによって外部サイトへのクリックが18.8ポイント減少したと報じました。さらにSearch Engine Journalは、Googleが一部のAI Overview表示を個別リンクの掲載順位ではなく、ひとつのまとまりとしてSearch Consoleに記録しているため、実態より目立って見えてしまう可能性があると注意を促しています。
まとめ
- Search Consoleで新しいMultimodalフィルターを確認してください。
- 画像が集客に関わる事業なら、alt text、商品写真、店舗や地域の写真、ページ内の視覚的な文脈を見直してください。
- AIでの露出は、訪問、問い合わせ、売上、電話につながってはじめて評価すべきです。