Core Updateはまだ継続中
2026年5月のcore updateは、Google Searchで8日目に入っても反映が続いています。Googleも、展開完了まで最大2週間かかると案内しています。Search Engine LandとSearch Engine Journalはいずれも、これを2026年で2回目の広範なcore updateと位置づけています。実務的な対応も同じです。順位が落ち着く前に、慌ててページを触りすぎないことです。
一方で、足元の変動は意外なほど静かです。変動幅は9日連続で通常レンジに収まっていますが、今日の速報値は4.9/10まで上がってきました。つまり、計測上はまだ大きな荒れ方ではないものの、徐々に圧力は高まっている状態です。
AI Searchは参照元の差が見えやすくなった
より大きな変化は、AI OverviewsとAI Modeにあります。GoogleはAI回答内でPreferred Sourcesの表示を始めたほか、新たな記事カルーセルやperspectivesカルーセル、さらに拡張されたHighly Citedラベルも導入しています。Search Engine Land、Search Engine Journal、そしてGoogle自身の発表を見ても、示している方向は同じです。選ばれる参照元がAI検索結果で直接目立つようになり、固定読者や継続的な支持を持つ媒体の重要性が増しています。
Google Search Centralも5月27日にPreferred Sourcesのドキュメントを更新しました。サイト運営者は、読者に自サイトのドメインを追加してもらうよう促せるとしています。方法として、ボタンや直接リンクの設置も案内されています。
安易な近道には注意
Search Engine Roundtableの5月29日のまとめで、見逃せない注意喚起がありました。Googleは、AI回答に影響を与える目的でブランド言及を買ったり、不自然に増やしたりする行為に対して、明確に牽制しています。GoogleのAI最適化ガイドでも、不自然な言及は得策ではないとされています。AI機能は通常のランキングシステムとspam updateの仕組みに依存しているためです。
あわせて、Search Consoleでは5月21日のDiscoverレポート不具合にも注意が必要です。その日にDiscoverのクリック数が落ちていても、Googleによれば記録上の問題であり、実際のトラフィック減少とは限りません。
まとめ
core updateが完了するまでは待ち、その後でSearch Consoleのデータを5月21日以前の数週間と比較するのがよさそうです。その間にやるべきことは明確です。読者との関係を着実に深めること、Preferred Sourceとして追加してもらえるよう案内すること、そしてAIで目立つためだけの小手先の施策には手を出さないことです。