AIでの表示状況は見えやすくなってきました
今日の大きな動きは、Google Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートがより広く表示され始めていることです。Search Engine Roundtableによると、確認したおよそ25のプロフィールで実際にレポートが表示されている一方で、Googleから新たな一般公開の告知はまだ出ていません。このレポートでは、AI impressions、ページ、国、デバイス、日付を確認できます。ただし、サイト運営者が本当に知りたい2つの数字、clicks and queriesは引き続き含まれていません。
Googleが6月にSearch Centralで出した公式投稿では、これらのレポートはAI Overviews、AI Mode、Discoverにおける表示状況を確認するための別ビューとして案内されていました。最初は一部のサイトに限定して、テストとフィードバック収集を目的に提供されたものです。今回の広がり方も、その流れと一致しています。可視性の把握には役立つ一方で、事業判断に必要なデータとしてはまだ足りません。
注意点、impressionsは訪問数ではありません
Search Engine Journalは以前から、このAIレポートは実態以上によく見えてしまう可能性があると指摘しています。AI impressionは、あなたのページがAI機能のどこかに表示されたことを意味します。これは、ユーザーがサイトを訪れた、商品を買った、フォームを送信した、あるいはリンクをしっかり認識したことまで示すものではありません。SEJはあわせて、AI Overview内での表示位置によって平均順位の指標がゆがみ、実際のトラフィックや売上よりもレポートの見え方だけが良くなることがあるとも述べています。
順位は落ち着き気味、周辺ツールは活発
順位変動の気配は穏やかです。今日の部分スコアは4.1/10で、7月にやや荒れた時期を過ぎたあと、この2週間はおおむね通常レンジに収まっています。Search Engine Landがこの24〜48時間で取り上げていたのも、大きな順位変動というより運用まわりの話題でした。より強いSEOテスト手法、AI時代のリンク構築への懐疑的な見方、Google AdsとAnalyticsのAIアシスタント、そして商品リスティングが売上に直結する事業者なら見逃せないMerchant Centerのインシデントです。
何を確認すべきか
Search Consoleで新しいAIレポートが出ているかは確認しておきましょう。ただし、impressionsだけで判断するのは禁物です。AIでの表示状況は、organic clicks, leads, sales, and first-party analyticsと必ず突き合わせてください。impressionsが増えているのにトラフィックが横ばい、または減っているなら、状況はまだはっきり見えていません。