FAQリッチリザルトは終了しました
今日の実務SEOで注目すべき話題は、Google SearchでFAQリッチリザルトが表示されなくなったことです。Google Search Centralによると、FAQリッチリザルトは2026年5月7日で表示終了となりました。あわせて、FAQのSearch ConsoleレポートとRich Results Testの対応は6月に終了、Search Console APIの対応も8月で終わる予定です。Search Engine Roundtableによれば、これまで表示対象に残っていた政府機関や医療系サイトのFAQ表示も、今回でなくなったことになります。
Search Engine LandとSearch Engine Journalが共通して伝えているのは、FAQセクションを慌てて全部消す必要はないという点です。検索結果に出ていた開閉式の表示はなくなりましたが、役立つQ&Aコンテンツ自体の価値が消えたわけではありません。FAQ schemaを検索結果で目立つためだけに入れていたなら、Googleでの見え方という意味ではもう効果はありません。一方で、ページ構成をわかりやすくする目的で使っているなら、そのままでも問題ありません。
AI Searchがクリックの流れを変え続けている
もうひとつの動きは、GoogleがAI OverviewsとAI Modeを、よりリンクを踏ませる見た目に寄せてきていることです。Googleは、インラインリンクの拡充、「explore new angles」、ディスカッションのプレビュー、ホバープレビュー、購読ラベルの追加を発表しました。改善の方向ではありますが、Search Engine Journalが指摘するとおり、肝心の点は変わっていません。Search Consoleでは、AI経由のクリックと通常検索のクリックをまだ分けて確認できないため、サイト運営者は引き続き全体像をつかみ切れない状態です。
ランキングの気配
変動は強めですが、荒れ相場というほどではありません。本日の暫定スコアは5.7/10。直近3日間の確定スコアは6.2、6.9、6.8でした。動きはやや大きめですが、混乱レベルではありません。ただし、順位はまだ十分に揺れているので、継続して見ておきたいところです。
対応のポイント
- FAQページは、マークアップ警告ではなくトラフィックの変化を確認する。
- FAQは、リッチリザルト狙いではなく、ユーザーに役立つ内容に書き直す。
- AI経由の流入は、使えるanalytics環境があるなら別で追う。Googleのレポートだけではまだ判別しにくいため。