ローカルレビューが波乱の中心
いまのSEOでいちばん気になるのは、Google Business Profileのレビューが消えていることです。Search Engine Roundtableによると、事業者からの報告が相次いでおり、数千件単位でレビューが減ったリスティングもあるとのことです。Search Engine Landも、ローカルリスティングでレビューが表示されない問題や、保留状態のレビューについてGoogleが調査を進めていると報じています。ローカルビジネスにとって、これは見た目の問題では済みません。レビューは信頼感に直結し、電話の問い合わせ数や地図のクリック数、そして近くの競合ではなく自社を選んでもらえるかどうかにも影響します。Googleのヘルプでは、ポリシーの仕組みによってレビューの反映が遅れたり削除されたりする場合があると案内されていますが、今回の動きは通常のモデレーションより広い範囲に及んでいるように見えます。
Search Consoleの更新が再開
もうひとつの実務的な話題は、Search ConsoleのPage Indexing reportが再び更新され始めたことです。数週間止まっていましたが、Search Engine Roundtableによると、レポートの日付が6月11日から6月29日まで一気に進みました。Search Engine Landも、インデックス登録レポートは本日修正されたと伝えています。つまり、新規ページや更新ページがGoogleにインデックスされているか確認しようとしていたなら、ようやくdashboardの数字をあてにしやすくなったということです。ただし、ページ単位の確認には引き続きURL Inspectionを使うのが無難です。Googleのドキュメントでも、インデックス登録レポートは全体傾向を見るためのもので、即時の正確な判定を返すものではないとされています。
AMPまわりの整理とAI時代の準備
Google Search Centralの最新ドキュメント更新によると、SearchはAMPのクリックをGoogleのAMP cacheではなく、パブリッシャー自身のAMPホストページへ直接送るようになりました。Search Engine Journalはこれを、Searchにおけるcache配信AMPの終了として取り上げています。一方で、AMPページ自体はこれまでどおり通常のページと同じように評価対象になります。対応としては、いまもAMPを運用しているなら設定が少しシンプルになる、という理解で十分です。慌てて移行を進める必要はありません。
まとめ
SERPの空気感はおおむね落ち着いています。本日時点の部分スコアは4.4/10で、6月28日に小さな山があった後、完了済みの日別スコアはほぼ平常運転です。まずはローカルレビューの状況を確認し、インデックス登録レポートも見直してください。そのうえで、重要な料金情報やサービス内容が凝ったJavaScriptなしでも読めるかをチェックしておくのがおすすめです。AIエージェントが見つけてもらう流れに入りつつあるためです。