Spam Update Rolling Out
きょう注目すべき動きは、Googleの2026年6月のspam updateです。開始は6月24日 午前9時(Pacific)。対象は全世界、すべての言語で、反映完了まで数日かかる可能性があります。Search Engine RoundtableとSearch Engine Landはいずれも、これは通常のspam updateであり、core updateではないと見ています。ここは重要です。狙いは操作的な手法への対応であって、質の高いサイト全体を広く入れ替えるような更新ではありません。
Ranking Weather
現在の変動スコアは4.8/10で、今のところは通常レンジです。ただし、きょうの数字はまだ途中経過です。むしろ見ておきたいのは、直近の落ち着いた推移です。6月前半にやや大きめの動きが数回あったあと、6月22日から6月25日まではおおむね4.8/10前後で推移しています。つまりspam updateは動いているものの、SERP全体が大きく荒れている段階ではまだありません。
AI and Indexing Side Clouds
Google自身のspam対策ガイドでも、影響を受けたサイトはspamポリシーを見直すよう案内されています。また、Googleのシステムがそのサイトを適切と再評価するまで、回復に数か月かかることもあります。要するに、問題のないページを慌てて直し始める必要はありません。ただし、大量生成された薄いコンテンツ、見せかけのリダイレクト、cloaking、ハッキングされたページ、順位獲得だけを目的に載せた外部提供コンテンツなどは確認しておくべきです。
加えて、Search Consoleのデータには少し霧があります。Roundtableによると、Page Indexingレポートは2週間遅れになっています。一方でSearch Engine Journalは、最近の「deindexingでは」という不安の多くが、実際には順位低下、canonicalの変更、あるいはレポート上のノイズだと指摘しています。Googleにページを外されたと決めつける前に、まずはURL Inspectionで確認してください。
What to Do
- 2026年6月24日をAnalyticsにメモしておく。
- 比較はロールアウト完了後に行い、時間単位の増減には振り回されない。
- 健全なコンテンツを触る前に、spamリスクを先に監査する。
- AIでの露出が重要なら、Googleの新しいAIパフォーマンス計測では、AI機能内にサイトへのリンクが表示された時点でインプレッションとして計上されることも押さえておく。