Spam Update Cooldown
2026年8月のspam updateはすでに終わりました。Googleのdashboardでは完了とされ、期間は2日16時間。影響を受けたシステムはrankingです。Search Engine Journalによると、Googleは新しいスパムポリシーの種類を発表していません。そのため今回は新ルールの導入ではなく、既存のスパム対策の運用強化と見るのが自然です。Search Engine Landも、これは2026年で3回目のspam updateであり、対象は全世界、全言語だと伝えています。
Ranking Weather
ロールアウト後のSERPは意外なほど静かです。WireBoardのtrackerでは、今日のpartialな変動は4.6/10。直近で確定している期間も、8月13日以降は平常範囲で横ばいです。ここは重要です。もしトラフィックが大きく落ちているなら、単純に相場全体の荒れとして片づけないでください。8月18日以前と8月21日以降のSearch Consoleデータを見比べて、スパム判定につながりやすい兆候がないか確認しましょう。たとえば、量産された中身の薄いページ、doorway pages、コピーされたコンテンツ、過度な自動化などです。
Publisher Tools and Bugs
今回のGoogle関連で実務的にいちばん大きい変更は、新しいPreferred Sources buttonです。Google Search Centralによると、publisherは2行のインタラクティブなbuttonを設置でき、読者がそのサイトを優先ソースとして登録し、そのまま元のページに戻れるようになります。ニュース系、ローカルメディア、特化型メディア、専門家サイトにとっては、Googleのエコシステム内で読者との接点を増やせる珍しい手段です。
また、Search Engine RoundtableはSearch ConsoleのCrawl Statsの欠落も取り上げています。8月15日と16日のデータには抜けがあるため、その2日分のcrawlデータが見えなくても慌てる必要はありません。あわせて、Google検索結果でfaviconが表示されない件は、サイト側ではなくGoogle側のbugだと確認されています。
Bottom Line
spam updateの期間は注記しておき、Search Consoleは落ち着いて確認しましょう。レポート上のbugだけを根拠に、急いで技術的な変更を入れるべきではありません。publishが事業の中心なら、Preferred Sources buttonは早めに追加しておく価値があります。