Searchの空模様は落ち着き気味
Google検索の変動は、まだクールダウンが続いています。7月中旬に7.2/10まで上がったあと、日次の確定スコアは7月29日以降、通常レンジに収まっています。今日の速報値は3.5/10。まだ途中段階ではありますが、荒れる方向ではなく、落ち着く方向と見てよさそうです。
ローカルSEOのルール変更
今日いちばん実務への影響が大きいのは、ローカルビジネス向けのこの変更です。Google Business Profilesでは、店頭サインに両方の表記があったとしても、同じビジネス名を複数の表記体系や言語で繰り返して載せることが認められなくなりました。Search Engine Roundtableがこの変更を取り上げており、GoogleのBusiness Profileガイドラインでも、不必要な名称情報はプロフィール停止の原因になりうると明記されています。
多言語で展開している事業者にとって、これは見過ごせません。検索流入を広げたいからといって、GBPの名前欄に英語と日本語、アラビア語、中国語、キリル文字などの表記を並べて詰め込むのは避けましょう。使うべきなのは、現実の店舗やブランドで実際に使っている自然な名称です。言語ごとの訴求は、カテゴリ、サービス、投稿、レビュー、そしてWebサイトの内容で補うのが基本です。
AI Searchの圧力は強まり続ける
今日のWebmaster界隈の話題は、順位変動の混乱そのものよりも、次に発見経路を握るのは誰かに移っています。Search Engine Roundtableは、MetaがWebをクロールし、AIプロダクト向けに独自の検索インデックスを構築している可能性があるという見方を紹介しました。これが事実なら、robots.txtやbotアクセスの扱いは、単なる技術メモでは済まず、経営レベルで判断すべきSEO課題になります。
この流れは、SEOメディア全体の空気感とも一致しています。Search Engine Landは、従来の順位データだけではユーザーが実際に何を見ているか分からないと引き続き指摘しています。Search Engine Journalの最新のレピュテーション関連の記事でも、従来のSEOレポートが問題なく見えていても、AIの回答欄ではネガティブな記事、レビュー、フォーラム投稿が表に出る可能性があると警告しています。一方、Google Search Centralの2026年Searchブログで直近に見えている更新は、Search Console、ソーシャルや動画のパフォーマンス、生成AIレポートに関する内容が中心で、8月10日付けの新しい発表はまだ確認されていません。
今日やること
- GBPの名称欄に、二言語表記の重複がないか確認する。
- サーバーログを見て、新しいAI crawlerの動きを把握する。
- 指名検索をGoogle、AI Overviews、ChatGPT、Perplexityで実際に試す。
- 今日の順位で慌てない。空模様は落ち着いています。