Search Console Fog
ここ24〜48時間で、サイト運営者にとって最大の話題はSearch Console のレポート欠損です。順位の急落ではありません。Search Engine Roundtable と Search Engine Land はどちらも9月11日、Page Indexing レポートで2026年6月のデータがプロパティをまたいで一部欠けていると報じました。Google の John Mueller によると、原因は6月時点の遅延の可能性が高く、その indexing データはあとから補完されないとのことです。
サイト運営者としては、6月の Search Console が崩れて見えても、そこで慌てる必要はありません。サイトを作り直したり、順位変動を疑って騒ぐ段階ではありません。まずは Google がページを落とした証拠ではなく、あくまでレポート上の欠損として扱うのが妥当です。
Rankings Are Cooling
騒がしさのわりに、実際の変動は落ち着いてきています。今日の部分的な volatility は2.6/10。直近で確定している推移も、9月10日の 6.1から9月11日の 5.1へ下がりました。週前半に見られた荒れた局面は、いったん和らいでいると見てよさそうです。
ただし、ある計測プロバイダーだけは他より高めに出ています。完全に落ち着いたと判断する前に、自社の主要ページは引き続き確認しておくのが安全です。
一方で、Google の Search Central ドキュメントでは、検索結果ページが地域によって大きく変わることが、これまで以上にはっきり示されています。特にEEA、Türkiye、South Africaでは、aggregator units、supplier units、ecosystem carousels、structured data carousels などの表示差が目立ちます。Search Engine Journal はこれを、欧州で進んでいる商用検索結果の再設計と結びつけて報じており、比較サービスや直接販売する事業者に新しい露出の入り口ができているようです。
What to Do
- 6月の indexing データ欠損に過剰反応しない
- 順位はグローバルだけでなく国別でも確認する
- ローカルビジネスは Google Business Profile の投稿を見直す。Search と Maps で、最近の投稿の表示回数が再び反映され始めています。
Bottom Line
全体として SERP はおおむね穏やかです。ただ、計測まわりにはノイズがあります。今日は緊急の SEO 対応を入れる日ではなく、レポートを点検する日に向いています。