AI Searchが検索結果の主役に
きょうのSEO動向でいちばん大きいのは、7月17日から続く流れです。Googleはニュース系コンテンツや出版社の露出を、AI結果の中でさらに強めています。Search Engine Landによると、Top Storiesが米国のモバイルユーザー向けAI Overviews内で表示されるようになりました。これにより、ニュース型のコンテンツは従来の青いリンク一覧だけでなく、GoogleのAI回答枠にも出るようになります。出版社にとっては好機でもあり、同時にリスクでもあります。AI内での露出は増える一方で、実際にユーザーがクリックするかどうかはこれまで以上に読みにくくなるためです。
この動きが重要なのは、GoogleがAI Search機能から毎週数十億件のクリックをWebサイトに送っていると主張しているためです。一方でSearch Engine Journalは、見落とせない点を指摘しています。Googleは、その裏付けとなるデータや比較基準、さらにサイト運営者がSearch Consoleで確認できるサイト単位のクリックレポートを公開していません。
ランキングは不安定なまま
SERPの変動は中からやや高めで、きょう時点の暫定スコアは5.9/10です。直近の一巡分は7月14日以降、上下に揺れ続けていますが、急騰や急落というよりは横ばい気味です。Search Engine Roundtableの7月17日付まとめでも、いわゆる7/11 updateをめぐる順位変動に加え、AI Overviews、インデックス品質へのコメント、Google画像検索の変更が話題として挙がっていました。
ソーシャル露出がSEOシグナルに近づく
Google Search Centralによる最新の大きなSearch Console更新で、クリエイターはInstagram、TikTok、X、YouTubeの検索パフォーマンスを追跡できるようになりました。確認できるのは、クエリ、クリック数、表示回数、上位投稿です。Search Engine Journalはこの動きを、失われたWebサイト流入ではなく、プラットフォーム上での可視性へと関心が移る兆しとして見ています。
いまやること
- 主要クエリで、モバイルのAI Overviews表示を確認する。
- 表示回数だけでなく、クリック数を追う。
- Search Consoleでソーシャルプロフィールを確認する。ただし、ソーシャルでの露出をWebサイト流入の代わりと考えない。
- ログ解析を重視しているなら、名称変更されたGoogle-GeminiNotebookユーザーエージェントに合わせてフィルタを更新する。