Ranking Weather
Googleの検索結果は引き続き揺れています。今日の暫定的な変動率は 5.9/10。7月14日以降、直近の確定データは 5.7〜6.3 の範囲で推移しています。大荒れではありませんが、無視できない変化です。Search Engine Roundtableでも、7月18日 前後の週末に順位変動が見られると報じられています。計測ツールでは土曜日に小さな跳ねが出ており、SEO界隈の初動の反応も、トラフィック回復、CTR低下、一時的な売上持ち直しなど見方が分かれています。現時点では、荒れ気味の天気 と見るのが妥当です。はっきりした嵐と断定する段階ではありません。
AI Search Keeps Eating the SERP
より大きな流れとして見えているのは、GoogleのAIレイヤーが、さらに商業色を強め、パブリッシャー向けの形にも寄ってきていることです。Search Engine Landは 7月17日金曜日、米国のモバイルユーザー向けに AI Overviews 内の Top Stories 表示が開始された と報じました。これにより、ニュース系パブリッシャーはAI結果に埋もれるのではなく、そこからクリックを得られる余地が広がるかもしれません。
一方でGoogleは、AI Search関連機能が 毎週数十億件のクリック を送っていると説明しています。ただしSearch Engine Landが指摘する通り、業界としてはクリック計測の見え方をもっと明確にする必要があります。特にzero-click行動が増える中ではなおさらです。
同時に、AI Mode は「情報を見る場」から「その場で動ける場」に変わりつつあります。GoogleのSearch blogによると、米国ユーザーは Instacart, Canva, and YouTube Music のようなサービスを AI Mode 内で直接連携できるようになっており、検索後にサイトへ訪問する必要はさらに減っていきそうです。
Technical Signals Matter
Search Engine Journalの指摘も重要です。多くのページが discovered または crawled 済みなのに indexed されない 場合、技術的な不具合だけを疑うべきではありません。GoogleのJohn Muellerは、サイト全体の品質が低いと、crawlingやindexing自体が抑えられることがあると述べています。つまり、薄い内容のページ、似た内容の繰り返し、使いにくいページ体験が、サイト全体の可視性を下げる要因になりえます。
また、Google Search Centralが最近進めているplatform propertyの展開により、利用可能になれば、Instagram、TikTok、X、YouTubeといった外部プラットフォーム上の露出も Search Console で追えるようになります。
What to Do
順位は追い続けつつ、慌てて全ページを修正しないことです。まずは Search Console でindexingの傾向を確認し、弱いページを改善してください。そのうえで、ニュース、SNS、動画、商品コンテンツが、AI主導の検索面でもきちんと戦える状態かを見直しておきましょう。