SERP Weather
Googleの順位は引き続き動いていますが、変動の強さは少しずつ弱まっています。7月19日に7.2/10まで上がった中程度から高めの変動は、この2週間続いたあと、昨日は6.1/10で終了し、今日の途中時点では5.4/10です。下がってきてはいますが、まだ安定した状態ではありません。Search Engine Roundtableでも、7月24日の週末にかけて大きな揺れがあったという声が多く上がっており、複数の計測ツールやサイト運営者がトラフィックの増減を確認しています。
Search Console Fog
今日いちばん実務に影響しやすいのは、Search Consoleのページ インデックス登録レポートの遅延です。Search Engine Roundtableによると、このレポートは6月以降、全体的に粗いスナップショットのような表示が続いており、長い期間の中で見ても個別の変化がほとんど出ていません。つまり、最近の修正、新規ページの追加、不要ページの整理などをしていても、反映がいつもより見えにくい可能性があります。レポートの更新が鈍いからといって、Googleが変更をインデックスしていないと決めつけないでください。URL Inspection、サーバーログ、実際の検索結果での表示状況をあわせて確認するのが安全です。
Reviews and AI Content Under the Microscope
Googleは7月24日にレビュー スニペットのルールを更新し、表示されるコンテンツや構造化データで、偽のレビューや、見返りがあることを明示していないレビューを使うべきではないと明記しました。Search Engine JournalとSearch Engine Roundtableの両方が手動対策のリスクに触れており、Googleの公式ドキュメントにもルールがはっきり書かれています。レビューが星評価の表示に関わっているなら、特典や謝礼の有無は明確に開示し、実体験に基づかないものは外しておきましょう。
加えて、今日は技術面でも見逃せない話題が2つありました。Search Engine Journalは、共有されたClaudeのチャットをきっかけに、古くからあるrobots.txt is not noindexの問題が改めて表面化したと伝えています。もう1つは、GoogleがJavaScriptを5秒しかレンダリングしないという通説に疑問を投げかけるテストです。要するに、noindexを読ませたいページをrobots.txtでブロックしないこと、そして重要なコンテンツを遅く不安定なスクリプトの奥に隠さないこと、この2点は引き続き基本です。
Bottom Line
レビューの運用を見直し、順位変動は引き続き監視しつつ、インデックス登録レポートの遅れには少し余裕を持って対応しましょう。あわせて、Search Engine Landの7月28日の記事でも、クリエイター発のコンテンツやSNS上の投稿がAI上での可視性に影響しやすくなっていると改めて示されています。特にGoogle Search Consoleのplatform propertiesによって、SNSや動画のパフォーマンスはこれまでより追いやすくなっています。