AI Searchが流入導線を細らせています
いま最も注意したいのは、AI searchによる出版社サイトへの流入減です。Search Engine Journalは今朝、新しい調査を取り上げました。Google AI Modeの利用者は外部サイトへのクリックが少なく、AI Overviewsを非表示にすると検索体験を損なわずに外部クリックが増えた、という内容です。
要するに、Googleが検索結果ページ上で答えを完結させる場面が増えるほど、たとえその答えの元になったのが自社コンテンツでも、実際の訪問にはつながりにくくなる可能性があります。
これは、Search Engine LandやSearch Engine RoundtableがGoogle Discoverまわりで追っている動きとも重なります。ここ24〜48時間で話題になっているGoogleの新しい**"Dive deeper"**のDiscoverテストは、AI生成のトピック要約として説明されており、冒頭に動画が並び、関連する記事へのリンクも含まれます。
ユーザーにとっては便利かもしれません。ただ、出版社にとっては、読者が元記事にたどり着くまでにもう一段階増えることになります。
変動は落ち着きつつあるが、安定したわけではありません
順位変動はまだ続いています。直近で確定している日次スコアは5.9〜6.2/10の範囲で、今日の途中経過は5/10です。強く反応している計測元もあれば、静かなところもあります。
見え方が入り混じっている状態で、慌てる局面ではありません。
Search Engine Roundtableは、9月中旬以降にスクレイパーや順位計測への影響が出ている可能性にも触れています。そのため、サードパーティーのSEOツールは、普段よりノイズが多かったり、反映が遅れたりするかもしれません。
rank trackerの表示が不自然でも、Search Consoleのトラフィックが安定しているなら、まだ緊急で手を入れる段階ではありません。
ローカル関連とSearch Consoleのメモ
Google Search Centralの最新ドキュメント更新では、9月18日付でEEAのaggregatorおよびsupplierユニットにlocal business query supportが追加されました。Search Engine Journalもこの変更を取り上げており、承認済みaggregatorはローカル listingsを提供でき、local business側は追加のデータ整備をしなくても表示される可能性があると説明しています。
結論
見るべきはSearch Consoleのクリック、Discoverトラフィック、コンバージョンです。順位だけで判断しないでください。
トラフィックが落ちてもリードが維持できているなら、過剰に反応する必要はありません。両方落ちているなら、実際の購買検討者が知りたいことに答えるコンテンツを強化し、AIがブランドを理解しやすい状態に整えましょう。