Search Consoleのクリック数急増、喜ぶのはまだ早いです
Search Consoleのレポートでクリック数が急増していても、すぐに喜ぶのは禁物です。11月3日ごろから、一部のサイトで直近数日間のクリック数が不自然に跳ね上がっていると、多くのサイト運営者が報告しています。Google Search Consoleの検索パフォーマンスレポートで起きている現象です。Search Engine Landも自社サイトで確認しており、ツールの不具合ではないかと見ています。さらに奇妙なのは、一部のプロパティではAPIのデータに急増が見られるのに、Search Consoleのウェブ画面には表示されない点です。
実際にクリックが増えたのか、簡単に確かめる方法もあります。あるサイト運営者は、週末のクリック数が5倍になったものの、サイトへの実際の流入は増えていないようだと報告しています。順位計測ツールが原因ではないかと疑っていました。まずはSearch Consoleの数値をアクセス解析データと照らし合わせてみてください。訪問数も売上も変わっていないなら、実際の成長ではなく、レポートの誤りである可能性が高いです。
Google、「インデックス未登録」の説明を見直し
大きな話題にはなっていませんが、知っておきたい変更もあります。Googleが「クロール済み - インデックス未登録」のヘルプページを書き直しました。Googleがクロールしたものの、検索結果に載せる対象にはしなかったページを示すステータスです。新しい説明では、Googleはすべてのページをインデックスに登録するわけではなく、この表示はよくあるもので、必ずしも問題を意味しないとしています。つまり、数ページに表示されている程度なら、慌てる必要はありません。ただし、該当ページの割合が高い場合は、内容の薄さや重複が原因の可能性もあります。
検索順位の変動は続く
検索順位は、この1か月ずっと落ち着かない状態です。10月初旬から、変動スコアは10段階中おおむね6〜8で推移しています。今日の早い時間帯のスコアも7.5と、その範囲内で、傾向は横ばいです。ただし、計測ツールによって見え方は異なります。SerpstatとWincherは最大級の変動を示す一方、SimilarWebは落ち着いています。この食い違いを見る限り、全体を一斉に揺さぶる大きな変動というより、特定の分野で順位の入れ替わりが起きていると考えられます。
今やっておきたいこと
- Search Consoleのクリック数が急増しても、成果として報告する前にアクセス解析データと照合しましょう。
- Googleが不具合を認めたときに説明できるよう、急増した日付を今のうちに記録しておきましょう。
- 「インデックス未登録」のページは、重要なページが含まれている場合に確認しましょう。