WireBoard vs Plausible、勝つところ・負けるところを正直に比較(2026年版)

Patrick Wunderlin
Patrick Wunderlin
WireBoard vs Plausible、勝つところ・負けるところを正直に比較(2026年版)

WireBoardの創業者が、WireBoardとPlausibleを率直に比べました。どちらが強いのか、どこに弱さがあるのか。両者が分かれた4つの設計判断と、自分で判断するための見方までまとめています。

dashboard.png
WireBoardのライブ dashboard。

結局、選ぶならWireBoardとPlausibleのどっちか

PlausibleもWireBoardも、「Google Analytics 4の代わりに何を使うべきか」に対する本気の選択肢です。どちらもEUでホスティングされ、GDPRにも準拠しています。プライバシー面でも優秀です。

ただし、この2つは同じ問いに答えているようで、実は見ている方向が違います。そこをきちんと書いている比較記事は多くありません。

Plausibleがおすすめなのは、できるだけシンプルな1ページのトラフィック要約がほしいとき、自社サーバーでバイナリをself-hostしたいとき、あるいは今すぐ公開APIでデータを外に取り出したいときです。

WireBoardがおすすめなのは、訪問が発生した瞬間に反映されるライブ表示がほしいとき、複数サイトを運用しているとき、実際の業務に合わせてdashboardを組みたいとき、あるいはanalyticsだけでなくSEOの状態も一緒に見たいときです。

この先では、ひと目でわかる比較表、両者が分かれた4つの設計判断、WireBoardが優位な点、Plausibleがまだ強い点、料金の違い、そして最終的な選び方まで順番に整理します。

まずは一覧で比較

WireBoard

Plausible

リアルタイム表示

dashboard全体がstreamingでライブ更新

30秒ごとのpolling、「現在の訪問者」は直近5分、ユニークは直近30分

Dashboards

初日から使えるテンプレート付き、60以上のwidget、ドラッグ&ドロップ、サイトごとに複数作成可能

サイトごとに固定dashboardが1つ

複数サイトのライブ集計

あり、1つのwidgetで表示可能

統合サマリー表示のみ

SEO機能群(SERP volatility、Google updates)

全プランに含まれる

なし

時系列グラフの注釈レイヤー

標準4レイヤー+ユーザー別メモ

なし

カスタムイベント

全プラン、free含む

Starter以上で利用可

売上計測+カスタムプロパティ

全プラン、free含む

Businessプラン($19+/月)

ファネル(リアルタイム)

全プラン、free含む、順序は柔軟

Businessプラン、順番指定またはstrict order

無料プラン

恒久無料、全機能つき、月50k PV

30日間のトライアルのみ

$9プランの内容

50サイト、100 dashboard、100k PV

1サイト、10k PV

月間100万PV時の料金(ファネル+売上計測込み)

$49/月(全機能込み)

約$139/月(Businessプラン)

オープンソース / self-hosting

なし

あり(AGPL-3.0 Community Edition)

読み取り専用の公開API(プログラムで統計を取得)

roadmap対応予定

あり、現時点で利用可(Businessプラン)

Slack連携レポート+急増アラート

roadmap対応予定

あり、現時点で利用可

Cookielessモード

任意で切替可能、精度優先で初期設定はoff

常時on、切替なし

EUホスト、GDPR準拠

はい、パイプライン全体を自社で運用

はい、ドイツのHetzner上で運用


プライバシーだけで比べても、答えは出ません

analyticsツールの比較記事は、たいていプライバシーから入ります。それ自体は間違っていません。Google Analyticsから乗り換える理由として、そこは確かに大きいからです。

ただ、多くの記事はそこで話が止まります。本当に見るべき分かれ道はそこではありません。両製品ともEUベースで、GDPR準拠です。どちらもSchrems IIに配慮した構成です。PlausibleはFalkensteinのHetznerで動いており、WireBoardはパイプライン全体をEUインフラ上で運用しています。どちらを選んでも、データを米国へ送らずに済みます。

つまり、プライバシーの比較はほぼ引き分けです。もしGoogle Analytics 4を避けたい理由が、複数のEUデータ保護当局がGDPR非準拠と判断したからなら、PlausibleでもWireBoardでも問題は解決します。ここでの選択は、正解どうしの比較です。

本当に分かれるのは別の軸です。シンプルさを取るか、深さを取るか。「選択肢をなくす」設計か、「自分で選べる」設計か。判断に時間を使うべきなのは、こちらです。以下では、その違いがどんな設計判断として現れているかを4つに絞って見ていきます。


WireBoardとPlausibleが分かれた4つの設計判断

Plausibleのチームが悪い判断をした、という話ではありません。違う判断をした、というだけです。私がWireBoardを作り始めたとき、4つの設計ポイントで逆の選択をしました。どれも結局は、同じトレードオフの繰り返しです。

1つ目、リアルタイムはpollingか、それともstreamingか

Plausibleのリアルタイム dashboardは30秒ごとに更新されます。「現在の訪問者」は直近5分以内の訪問者です。Sources、Channels、Campaigns、Top Pages、Locations、Devicesは直近5分のトラフィックを表示します。ユニーク訪問者とページビューは直近30分の集計です。GA4より速く、サイトがちゃんと動いているか確認するには十分です。

ただ、これはあくまでpollingです。見えているのは数秒前の状態で、30秒単位で飛び飛びに更新されます。しかもパネルごとに5分から30分の振り返り幅があります。

一方のWireBoardはstreamingです。ライブ訪問者カウンター、世界地図、referrerパネル、UTM campaignフィード、デバイスとブラウザの内訳、イベントフィード、ファネル、ユーザージャーニーまで、何か起きた瞬間に更新されます。「現在の訪問者」は5分や30分の窓ではなく、その日の同時アクティビティ全体を対象にしています。ポストが拡散したら、その着弾がすぐ見えます。

これが重要かどうかは、使い方次第です。週に1回、会議前に数字を確認するだけならstreamingは不要でしょう。ですが、たとえばBarry SchwartzのようにSERP volatilityをGoogle updateの日に見ている人、短時間のセールを回している人、プロダクトのローンチを追っている人にとっては、「30秒前」と「今」の差はかなり大きいです。だからこそWireBoardでは、パイプライン全体を自社で持つ設計を選びました。外部の取り込みサービスでは本当のstreamingは実現しにくいからです。premium機能にしたかったのではなく、最初から標準にしたかったのです。

WireBoardのライブ dashboard。real-timeでstreaming更新されます。

2つ目、固定dashboardを1つにするか、60以上のwidgetを自分で並べるか

Plausibleは、サイトごとに1つのdashboardを提供します。レイアウトは固定です。どのPlausible dashboardも見た目はほぼ同じです。これは弱点ではなく、むしろ利点でもあります。一度見たことがあれば、別のサイトでも30秒で読めます。設定で迷う余地がありません。

WireBoardには60以上のwidgetとドラッグ&ドロップ対応のdashboardがあります。ただし、最初から真っ白なキャンバスが出てくるわけではありません。登録すると、初日から読める完成済みdashboardがテンプレートとして用意されています。そこから、そのまま使ってもいいですし、用途ごとにdashboardを増やしてもかまいません。たとえば監視用のライブ運用ボード、週次レビュー用、顧客向けデモ用などです。テーマを変えたり、世界地図とライブイベントフィードとUTMファネルを並べたり、実際の仕事に合わせて配置を組めます。サイトごとに複数dashboard、テーマは3種類。テンプレートは出発点であって、上限ではありません。

実際の違いを短く言えばこうです。導入の速さは、両者でそこまで変わりません。Plausibleは初期状態がそのまま上限です。WireBoardは初期状態が出発点です。

さらに言えば、この分岐の本質は「レイアウトを誰が持つか」です。Plausibleは「ツール側が持つ、あなたの代わりに」と答えます。WireBoardは、すでに使えるdashboardを渡したうえで、「必要になったら自分で触れます」と鍵も渡します。

細かいところまで、自分の使い方に合わせて調整できます。

3つ目、オープンソースか、自社運用のパイプラインか

PlausibleのCommunity EditionはAGPL-3.0ライセンスで、self-hostできます。GitHubから取得して自社サーバーで動かし、コードを監査し、必要ならカスタマイズもできます。「自分で管理するハードウェア上で、そのバイナリが動くこと」が絶対条件なら、Plausibleがはっきり優勢です。

補足しておくと、self-host版の更新は年2回で、cloud版は継続的に更新されます。また、売上計測、高度なファネル、一部integrationなど、いくつかの機能は有料cloudプランに限定されています。self-hostingはコントロールを取れる一方で、リリース頻度との引き換えになります。

WireBoardはオープンソースではありません。クローズドソースのマネージドサービスです。そうした理由は、収集、処理、保存、dashboardまでパイプライン全体を自社で持ち、streaming real-timeを標準にしたかったからです。外部の取り込み基盤に依存せず、インフラの改善サイクルも短くしたかった。その代わり、self-hostはできませんし、運用者としてSwissOps Ltd.を信頼していただく必要があります。self-hostingが必須なら、Plausible Community Editionが自然な選択です。

4つ目、cookieless専用か、cookiesを標準にしてcookielessも選べるか

この点は、多くの比較記事で逆に理解されています。

Plausibleはcookiesなしで動きます。それだけです。切替はありません。訴求としては「同意バナーが不要」ですし、多くの法域ではその説明で通ります。

WireBoardは、より正確な計測のためにcookiesを標準でonにしています。再訪問者、journey、エンゲージメントの深さまで取りたいからです。ただし、スイッチ1つでサイト全体をLegitimate Interestベースのcookielessモードに切り替えられます。この場合は同意バナーなしで運用できます。

機能面で見ると、WireBoardの方が範囲は広いです。cookielessで運用したければそうできますし、精度を優先してcookiesを有効にしたままにもできます。Plausibleが提供するのはcookielessだけです。Plausibleの「切替なし」を好む理由があるとすれば、「うちはcookieを使わないツールを使っています、それで話は終わりです」と法務上の説明を単純にしたい場合です。これは一部の法務チームにとっては十分に意味があります。ただ、機能上の優位性ではありません。


現時点で、PlausibleがWireBoardより優れている点

Plausibleには、WireBoardにまだない明確な強みがあります。もしここに挙げる項目がチームにとって必須なら、Plausibleを選ぶべきです。良い会社です。

オープンソースでself-hostできること。 これはすでに述べた通りで、構造的な強みです。

読み取り専用の公開API。 PlausibleはBusinessプランで公開APIを提供しており、メトリクスをプログラムから取得して、独自dashboardや社内ツール、status pageなどを任意の言語で作れます。WireBoardには、データを送るための1行JavaScriptイベントAPIはありますが、現時点では読み取り専用APIを公開していません。これはroadmapに入っていますが、今の時点でははっきりした差です。

Slack連携のレポートと、条件指定できるトラフィック急増アラート。 Plausibleは週次・月次レポートに加え、トラフィック急増通知をSlackチャンネルへ送れます。WireBoardは定期メールレポートには対応していますが、公式のSlack integrationや条件指定型の急増アラートはまだありません。どちらもroadmapにはありますが、現時点ではPlausibleに軍配が上がります。

名前付きの保存segment。 Plausibleでは、複数条件を組み合わせたaudience segmentを名前付きで保存し、ワンクリックで呼び出せます。WireBoardでもtagによる高速な絞り込みはできますが、「このフィルターの組み合わせを名前付きsegmentとして保存する」導線はまだありません。

strict orderのファネル。 Plausibleのファネルには、sequentialとstrict orderの2モードがあります。WireBoardのファネルは意図的に柔軟な設計です。途中で寄り道したら失敗扱いになるファネルが必要なら、Plausible向きです。

ブランドとしての成熟度。 Plausibleは2018年から市場にあり、GitHub上の存在感も大きく、公開changelogも毎週更新され、コミュニティフォーラムには長年の知見が蓄積されています。WireBoardはそれより新しいプロダクトです。「公開コミュニティの規模」を判断材料にするなら、Plausibleが勝ちます。

以上、具体的な優位点は6つです。宣伝文句ではなく、実際の差です。


逆に、PlausibleにはなくWireBoardにあるもの

こちらも、両製品の公開ドキュメント上で確認できる差に絞って挙げます。

すべてのグラフがstreaming real-timeで動くこと。 「現在の訪問者」だけではありません。dashboard全体がライブです。

1つのwidgetで複数サイトをライブ集計できること。 単一サイトのトラフィックを出すwidgetを、そのまま複数サイト選択の集計にも使えます。代理店や複数ブランドを運用するチームにとっては、ここが両者の一番大きな機能差です。

multi-site.png
複数サイトをまとめて見られる集計ビュー。

SERP Volatilityライブ dashboardGoogle Updatesタイムライン、祝日注釈のオーバーレイ。 PlausibleにはSEO機能群がありません。WireBoardにはあります。アルゴリズム更新で慌ただしい日に、30秒で状況を把握できるか、1時間推測することになるかの差です。

serp.png
Google update当日のWireBoardのSERP volatility dashboard。Plausibleにはこれに相当するものはありません。

60以上のドラッグ&ドロップ対応widget、サイトごとの複数dashboard、3つのテーマ。 Plausibleは固定dashboardが1つです。

すべての時系列グラフに注釈レイヤー。 標準で4レイヤー(My Events、Google Updates、SERP Volatility、Public Holidays)に加え、ユーザーごとのメモも残せます。Plausibleにはありません。

Streamer Modeとスクリーンショット機能。 顧客向けデモ、画面共有、スクリーンショット時にドメインやURLを隠せます。

グラフ単位またはサイト単位のtimezone設定。 Plausibleはdashboardごとにtimezoneが1つです。

イベントプロパティ値ごとの売上付きgoal計測。 プラン別、国別、流入元別の売上をreal-timeで追えます。


この比較を信用してよいのか

当然の疑問です。立場は明かしておきます。

私はWireBoardを運営しています。Plausibleも使ってきましたし、私たちではなくPlausibleを選んだ人たちとも話してきました。ドキュメントもchangelogも、正直かなり読み込んでいます。この比較は、見込み顧客から「実際この2つは何が違うのですか」と聞かれるたびに、あればよかったと思っていた内容です。Plausibleの方が合うならそう書きますし、WireBoardの方が合うならその理由もきちんと示します。

そのうえで、さらに2点だけ見てください。

検証可能性。 Plausibleについて書いている内容は、すべて公開ドキュメント、料金ページ、changelogに基づいており、この投稿の末尾にリンクを載せています。WireBoardについての記述は、すでに提供中の機能に基づいています。まだ提供前でroadmap上のものは、そう明記しています。公開API、Slackレポート、トラフィック急増アラートがそれです。

実際のユーザー像。 WireBoardは、リアルタイムのトラフィックデータを重視する人たちに使われています。たとえばSearch Engine RoundtableのBarry SchwartzThe College InvestorのRobert Farrington、TeamGreetのJon Jamesです。Plausibleを知らなかったから選んだわけではありません。必要な要件があってWireBoardを選んでいます。もしあなたの業務が彼らに近いなら、その事実は私の意見より参考になるはずです。


料金は実際どう違うのか

以下の価格は、2026年5月に各社が公開している価格ページから取得したものです。Plausible と WireBoard はいずれも価格を定期的に改定しています。ご購入を検討される前に、Plausible の価格ページ および WireBoard の価格ページ で最新の料金をご確認ください。

この2つの価格設計には、思想の違いがそのまま出ています。Plausibleはページビュー量に応じて価格が上がり、機能はプランごとに制限されます。WireBoardはページビュー、サイト数、dashboard数、seat数、履歴期間などの枠で価格が決まり、機能は全プラン共通です。

Plausibleのプラン

Plausibleには4つのプランがあります。各プランの中で、月間ページビューが増えるほど価格も上がります。100万ページビュー時の入口価格は、プランによっておおむね月額$69から$139の間です。

Plausibleプラン

開始価格

月間PV

サイト数

チームseat数

追加される内容

Starter

$9/月から

10,000

1

個人利用(1名)

単一サイト、1人での利用向け

Growth

$14/月から

10,000

最大3

最大3

複数サイト、チーム利用、共有dashboard、共有segment

Business

$19/月から

10,000

最大10

最大10

ファネル、売上計測、カスタムプロパティ、ecommerce、公開API、Looker Studio

Enterprise

個別見積もり

個別

個別

個別

SSO、Sites API、managed proxy、生データexport、保持期間のカスタム設定

無料トライアルは30日間で、クレジットカードは不要です。恒久無料プランはありません。

WireBoardのプラン

WireBoardは9つのプランを提供しており、$0の永久無料から始められます。年払いなら約17%お得、実質2か月分無料です。有料プランはどれを選んでも、全機能、全dashboard、全integrationが使えます。

WireBoardプラン

月額

月間PV

サイト数

Dashboards

チームseat数

履歴

Free Plan

$0

50,000

2

3

1

30日

Micro

$9

100,000

50

100

3

3年

Small

$19

250,000

50

100

5

3年

Medium

$24

500,000

50

100

10

3年

Large

$49

1,000,000

50

100

15

3年

Extra Large

$99

3,000,000

50

100

20

3年

Pro

$199

6,000,000

50

100

30

3年

Pro Plus

$399

12,000,000

100

200

50

3年

Enterprise

個別見積もり

個別

無制限

無制限

無制限

個別

同じトラフィック量で並べると、WireBoardは30%から100%安い

差は、どのページビュー帯でもかなりはっきり出ます。

月間ページビュー

WireBoard

Plausible Starter

Plausible Business(ファネル、売上、公開API込み)

WireBoardで節約できる額

10,000

無料

$9/月

$19/月

$9から$19/月

100,000

$9/月(Micro)

$19/月

約$29/月

53%から69%

1,000,000

$49/月(Large)

$69/月

約$139/月

29%から65%

6,000,000

$199/月(Pro)

約$299/月(約500万PV帯)

さらに高い

約33%以上

Plausible側の数字は公開されているプラン情報をもとにしています。中央の列はPlausibleの最安プランとの比較です。右の列の方が、多くの購入検討者にとっては実態に近い比較です。というのも、候補に残す人の多くが欲しいのは、ファネル、売上計測、カスタムプロパティ、公開APIといったBusinessプラン側の機能だからです。

意思決定を動かす、本当に大きい違いは3つ

  1. 同じトラフィック量なら、WireBoardの方がかなり安い。 同じページビュー数でも価格は低めです。たとえば月間100万PVで、実際に多くのチームが欲しがる機能、つまりファネルと売上計測まで含めると、$49対約$139です。年換算で$1,080の差、3年なら$3,240の差になります。

  2. 永久無料プランがあり、しかも全機能つき。 WireBoardには、月50,000PV、2サイト、3 dashboardまで使える無料プランがあります。クレジットカード不要、期限なしです。Plausibleは30日トライアルの後、継続利用するなら有料です。

  3. 機能制限による上位プラン誘導がない。 ファネル、売上計測、プロパティ付きカスタムイベント、segment、ecommerceレポート、SEO機能群、複数サイト集計、embed token、Streamer Modeまで、すべてのWireBoardプランで使えます。freeでも同じです。Plausibleでは、そのうちいくつか、たとえばファネル、売上計測、カスタムプロパティ、ecommerce、公開APIなどはBusinessプラン限定で、ページビュー帯ごとに月額がほぼ倍になります。SSOはさらに上のEnterpriseです。

Plausibleは、必要に応じて機能を増やし、そのたびに支払いも増える設計です。WireBoardは、初日から全機能を渡しつつ、同じトラフィック量なら安く抑えています。


まだ迷うなら、半日だけ両方入れてみてください

記事を読むのは、判断方法としては遅いです。速いのは実際に触ることです。1時間あれば十分です。

Plausibleには30日トライアルがあります。WireBoardのfreeプランは期限なしで、カードも不要、機能制限もありません。実際のサイト1つに両方のスクリプトを入れて、少しトラフィックを流し、それぞれのdashboardで何が起きるか見てください。

たぶん1時間でわかります。見るべきなのは次の3点です。

  1. 両方のdashboardを同じ画面で開く。 実際に1回アクセスしてみるか、誰かにアクセスしてもらってください。表示されるまでの速さを比べれば、streamingとpollingの違いはすぐ体感できます。

  2. 少し忙しい時間帯にどう見えるかを比べる。 小さく広告を回す、リンクを共有する、自然流入が来るのを待つ、それだけで十分です。ローンチ中に見続けたいのはどちらのdashboardか、すぐ判断できます。

  3. 自分の仕事で本当に重要な問いを1つ解く。 「昨日コンバージョンしたUTM campaignはどれか」「新しいLPのbounce rateは国別でどう違うか」「deployで何か壊していないか」。その問いにより早く答えられる方が、あなたの仕事には合っています。

ここまで挙げた4つの分岐は、並べて使えば1時間で抽象論ではなくなります。


結論

Plausibleは、徹底してシンプルであることに賭けたプロダクトです。そして、その方向が合う人にとっては正しい選択です。WireBoardは、streaming real-time、必要に応じて掘り下げられる柔軟さ、そして初日から全機能を使えること、しかもfreeプランでも同じことに賭けています。こちらが合う人もかなり多いはずです。

もしあなたの仕事にWireBoardの形が合いそうなら、無料で計測を始めてみてください。月50,000ページビュー、2サイト、3 dashboardまで、全機能込みです。クレジットカード不要。トライアル期限もありません。

逆にPlausibleの方がしっくりくるなら、迷わず入れてみてください。良い会社が、良いプロダクトを作っています。いちばん避けたいのは、比較が面倒で決めきれず、GA4に残り続けることです。


Sources

WireBoard

Plausible(製品に関する記述の根拠)

EUのデータ保護とインフラ

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Patrick Wunderlin

執筆者

Patrick Wunderlin

Founder of WireBoard.io. Computer engineer (EPFL), passionate about web analytics, real-time data processing and building tools that help businesses grow.

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